「ロイズテーラーさんと出逢っていなかったら……オーダースーツは作ってないですね。」

お客さまの声(鈴木さま)

#001

 大阪成蹊短期大学 准教授
 鈴木大介さま(40代)

「そもそも僕ね、洋服には無頓着なんですよ…。」

そう切り出したのは、大阪成蹊短期大学で准教授を務められている鈴木大介さん。

「地域のまちづくり」などを研究のメインテーマとして教壇に立つかたわら、各地域に出向いては、まちづくりにアツい想いを抱いている方々と一緒に、『支えあいのまちづくり』なども行っていらっしゃいます。

そんな、人前に立つことがお仕事である鈴木さんは、洋服に無頓着だという。

でもオーダースーツを仕立てられる方って、洋服に対する“こだわり”をお持ちな印象なのですが……。

いったい、どういうことでしょう?

お客さまの声(鈴木さま)

今回の取材では、鈴木さんが

ロイズテーラーのオーダースーツとどうやって出逢い
・なぜオーダーを決めたのか

という真相に迫りました。

さらには、

オーダースーツのお気に入りポイント
・どんな人にオススメしたいか

という点にもお答えいただいています。

ロイズテーラーのアトリエ外観

チャリで行けるお店

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吉田

鈴木さん、先ほどの「洋服には無頓着」という言葉についてですが、こちら、すごく興味深いので詳しく教えていただけますか?

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鈴木さん

はい。
僕はホント昔から、洋服というか、身に着けるものに対して無頓着なんですね。

例えば、スーツを買うお店は18歳のときから変わっていません。理由は1つ。「自宅からチャリで5分で行けるから」なんです。

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吉田

へぇー!そうなんですね!わかりやすい例えをありがとうございます。

でも、ちょっと浮気というか、他のお店のスーツが気になったりしなかったんですか?

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鈴木さん

スーツをビシッとおしゃれに着こなしている人を見ると、(かっこいいなぁ)とは思います。でも、どこかで「自分とは別世界」だと感じていて・・・(イイなぁ)と(着てみたいなぁ)が、ひとつにつながったことはありませんでした。」

それに、いわゆる“おしゃれスーツ”って、梅田や心斎橋まで行かないとお店がないじゃないですか。その点も、僕からすると自分事にならない理由ですね。

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吉田

チャリで行ける範囲のお店が良いと?

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鈴木さん

そうです。
ちなみに普段着も、チャリで数分で行けるお店で買っています。

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吉田

なるほど!よく分かりました。ありがとうございます。

じゃあ、なおさら気になるんですが、そんな「身に着けるものには無頓着」でいらっしゃる鈴木さんが、どうしてロイズテーラーのスーツをオーダーしようと思われたんですか?

お客さまの声(鈴木さま)

ロイズテーラーのスーツとの出逢い

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鈴木さん

それがですね、塚田さんとの共通の知人になるんですが、ある男性とお会いしたときにビビッときました。

その方が着ていらしたスーツがめちゃくちゃ似合っていて、カッコ良かったんです。初めてスーツに(イイなぁ!)と思いました

そこで、思わず「どこで買われたんですか?」って自分から聞いていましたね。

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吉田

わぁ!それはスゴい出逢いですね!
鈴木さんの心を動かすほどのそのスーツ、どこがそんなにカッコ良かったんですか?

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鈴木さん

そうですねぇ。
スーツの生地の感じやフォルムとか、それはもちろんカッコ良かったんですけど、

「彼の魅力を引き出して、彼に似合うカッコ良さ」が表れていることが、なんかうらやましくて。

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吉田

「その人の魅力を引き出して、その人に似合うカッコ良さ」ですか…。

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鈴木さん

そうなんです。
今まで僕が抱いていたカッコ良いスーツのイメージって、どこか画一的で。。しかもそれを着るには、自分的には、ムリにおしゃれをしないといけないかも…という気後れもあったりして(苦笑)。

でも、その彼のスーツスタイルは、彼にすごく似合っていたんですよ。ただでさえイケメンなんですが、イケメンにイケメンが上乗せされていましたね。

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吉田

笑笑。イケメンの上乗せっておもしろい表現ですね。すごく分かりやすいです。
なるほど、その人の等身大の魅力を引き出せるスーツということですね。そして、その良さが鈴木さんに伝わったと。

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鈴木さん

はい、そうです。
あと…僕の場合は「森ノ宮」という立地も大きなポイントですね。自分の活動圏内なので。

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吉田

あぁ、そうか!そこもベストマッチだったわけですね。

お客さまの声(鈴木さま)

スーツをオーダーするキッカケ

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吉田

ロイズテーラーのスーツとの出逢いを分かりやすく教えてくださり、ありがとうございます。

ではその先のお話も気になるんですが、(イイなぁ!)と思えるスーツに出逢ってから、初めて実際にオーダーを決意されるには何かキッカケがあったんでしょうか?

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鈴木さん

そうですね。
そもそもオーダースーツって、僕にとっては遠い世界だと感じていたので、彼のスーツに出逢ったことで一気に身近に感じられたことは大きな経験でした。そして、「いつかロイズテーラーさんでスーツをオーダーしたい」とは思っていたんです。

そんなとき、ある学会で発表することが決まったんですよ。

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吉田

おぉスゴい!学会発表とは大舞台ですね!

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鈴木さん

そうなんですよ。著名な来賓の方々もいらっしゃいますしね。
そこで、「学会で着るスーツをロイズテーラーさんにお願いしよう!」とひらめいたわけです。

ロイズテーラーさんのスーツは、カッコいいだけじゃなくて上品さがありますので。

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吉田

なるほど、それがロイズテーラーにスーツのオーダーを決意するキッカケになったんですね。

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鈴木さん

はい。塚田さんしかいない!と思いました。

(※塚田さんとは、ロイズテーラーのオーナー兼テーラーさんのことです)


「洋服には無頓着」とおっしゃる鈴木さんですが、取材でお話をうかがっていると、本質を捉えることに長けていらっしゃる印象を受けました。

だからこそ、本当に自分に似合うモノ本当に自分が良いと思えるもモノとの出逢いを大切にされているのではないでしょうか。

そんな鈴木さんに、ロイズテーラーのスーツについての印象をうかがってみましたので、引き続きお楽しみください。

ロイズテーラーさんのスーツは「ストーリーの塊」なんです

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吉田

ではここからは、ロイズテーラーにスーツをオーダーすることに決めた鈴木さんが、実際にスーツをオーダーされたときの様子や、スーツの印象などを教えていただきたいと思います。

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鈴木さん

分かりました。
まずはじめに、カウンセリングのためにアトリエへうかがいました。事前にご連絡を差し上げていたこともあって、すでに2〜3個のアイデアを考えてくださっていたのには驚きましたね。

カウンセリングでは、僕の普段の仕事の様子からプライベートな話題まで、ざっくばらんに話しました。

塚田さんとはもともと知り合いではありましたが、気さくに話してくださるので、スーツの色味やパーツなどはもちろん、スーツに関する悩みなども安心してお伝えできたのを覚えています。

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吉田

すごく話しやすい空間だったんだろうなぁ、ということが伝わってきます。

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鈴木さん

そんなやり取りの中で、塚田さんが話してくださったスーツの「コンセプト」がすごく印象に残っているんです。

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吉田

スーツの「コンセプト」ですか?

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鈴木さん

はい。
僕の場合だと、大学で教鞭を執っていますので、スーツのコンセプトは英国の「カレッジスタイル」をイメージしてくださっていました。

それだけでも、僕に合わせたオリジナルという気がしてかなりテンションが上がったのですが、

「黒板に文字を書くときに腕を上げやすいように」とか、「教務室でベスト1枚で仕事をしてもカッコ良いように」とか、(僕のことを考えてデザインしてくださっているんだなぁ)というのが伝わってきて、本当に嬉しかったです。

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吉田

わぁ〜それは嬉しいですよね。まさに「自分だけのスーツ」だから、愛着も湧きそうですね。

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鈴木さん

そうなんですよ。愛着も湧きますし、何よりロイズテーラーさんのスーツを着ているときは、塚田さんから教えていただいたコンセプトやストーリーを思い出して、ひとりでニヤニヤしちゃいますね。

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吉田

ひとりでニヤニヤ(笑)。
それだけロイズテーラーのスーツには「ニヤニヤポイント」が詰め込まれているわけですね。

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鈴木さん

そうなんです!
実はここではお伝えしきれないほど、他にもたくさんのポイントを教えていただきました。ロイズテーラーさんのスーツは「ストーリーの塊」だと思います。

お客さまの声(鈴木さま)

ロイズテーラーさんと出逢っていなかったら、オーダースーツは作ってないですね

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吉田

鈴木さん、長い間ありがとうございます。
そろそろ終盤になるのですが、あと2つ教えていただけますでしょうか。

1つ目はもしロイズテーラーに出逢っていなかったら、オーダースーツはどこで作られていますか?

2つ目はロイズテーラーはどんな人にオススメしたいですか?です。

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鈴木さん

あぁ、1つ目は即答できます。
もしロイズテーラーさんに出逢っていなかったら、オーダースーツはいまだに作ってないですねぇ。

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吉田

そうなんですね!ちなみに、それはなぜですか?

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鈴木さん

そうですねぇ、先ほどもお話しましたが、やっぱり「おしゃれスーツ」や「オーダースーツ」は自分にとっては遠い存在だからですね。
きっといまだに他人事だと感じていたと思います。

あとは、そもそも普段オーダースーツに触れる機会がないので、もし仮に、ほかのオーダースーツのお店を見つけたとしても、どう足を踏み出せば良いかわからなかったと思います。

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吉田

なるほど。鈴木さんにとっては、オーダースーツを身近に感じられる機会に出逢えたことが、大きなポイントだったんですね。

鈴木さまのアイコン
鈴木さん

そうですね。あと個人的には、塚田さん自身も興味を持ったというのも、ポイントかもしれません。

これは、2つ目の「ロイズテーラーさんをどんな人にオススメしたいか」にも関係します。

塚田さんって、本当にお話の引き出しが多いんですよ。それだけご自身が様々な活動をされているからだと思うんですけど、テーラーさんから農業のお話とか出てくると思わないじゃないですか(笑)

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吉田

農業のお話もされるんですね(笑)

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鈴木さん

そうなんですよ。
農業とか地域活動とか、ホントにいろんな事をなされている。それがまた、僕のツボなんです。
すると「そんな人の作ったスーツは着てみたい」と思ってしまうんですね。

だからこそ、僕みたいに作り手さんの顔やストーリーを知りたい人こだわりポイントが増えれば増えるほどニヤニヤする人にはオススメしたいですね。

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鈴木さん

あと、ロイズテーラーさんのスーツには、いろんな職人さんが関わっておられんですね。だから、そういう職人さんたちの人間味を味わいたい人にもオススメです。

だって、「カスタマイズしてもらえる」とか「自分の好みに合わせてくれる」とか「体にフィットする」とかは、どこのオーダースーツ屋さんにも共通することじゃないですか。
それだったら、わざわざ森ノ宮まで足を運ばなくても、梅田や心斎橋のお店で良いと思うんです。

でもそんな枠にはとどまらない、塚田さんにしか・・・いや、「ぼくたちにしか形にできないスーツがロイズテーラーさんでは作れる」んですよね。そこに、価値を感じています。

樹記者のアイコン
吉田

わぁ〜「自分たちにしか形にできないスーツ」って素敵ですね!これは、ロイズテーラーでスーツを仕立てたことのある人にしか味わえない醍醐味のような気がします。

鈴木さん、本当にありがとうございました!

お客さまの声(鈴木さま)
撮影現場の裏側

お客さまの声(鈴木さま)
コンセプト「カレッジスタイル」
お客さまの声(鈴木さま)
鈴木さんの仕事道具

この記事を書いた人

吉田樹

ヒトが大好きなWebライター/デザイナーです。
特技は、ヒトの魅力ポイントを見つけること。
「自分の魅力を知りたい」という方は、一度お会いしましょう!

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